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★2月の新入荷③★Lakes Whisky Maker’s Edition Mosaic

2023.02.11

③ Lakes Whisky Maker’s Edition Mosaic レイクス WME モザイク ¥1300 / 1430

※ イングリッシュモルト。シェリー樽熟成原酒を中心とするレイクスのハウススタイルを体現した当店でも大好評のシリーズ、Whisky Maker’s Reserveとはまた一味違うシリーズとなるWhisky Maker’s Editionの2022年リリース品。「モザイク」はシルクロードからインスピレーションを得た東西の文化の折衷をテーマとしたもの、としているが、具体的にどんな樽を使ったか等の情報は公開されていない。公式コメントからは日本産のミズナラ樽なども使われている可能性が伺える。46.6%。

上記に言及した公式コメントには「薪の火や枯れ葉などのアロマが漂う西部の爽やかな秋の日から、ムーアのバザールの強烈なスパイス、そして日本の寺院の叡智を呼び起こす繊細な東洋の木のニュアンスへと続きます。」とあり、「東洋の木のニュアンス」との記述からミズナラ樽を使っているのだろう、と推測しましたが、飲んでみてやはりそうだろうな、という味わいでした。

やや赤みがかったアンバーの色合いや味わいから、このWMEシリーズでもハウススタイルであるシェリー樽は使われているのだろう、というイメージです。赤ワイン樽も使われているかもしれません。

香りはミズナラを思わせる東洋香木系のウッディなノートに複雑なスパイス香、ドライフルーツ系の甘み。

味わいもやはりミズナラ樽由来と思わせるほろ苦さを伴う独特のオリエンタルなウッド感にシェリー樽やヨーロピアンオーク樽由来と思われるシナモンやクローブ系のスパイス感、ドライフルーツ系の甘み、軽い酸味など、複雑な香味が高い次元で一体となった深みのある味わいです。ボディもしっかりしていて、実に飲み応えがあります。

少量加水すると華やかなフルーティな香味がぐっと開きます。赤ワイン樽由来かなあ、というイメージです。

仕入れの段階ではどういう樽を使っているのか情報があった方がありがたいですが、こうして飲みながらどんな樽を使っているのか考察するのも面白いことは面白いですね。

2014年創業の新興蒸留所ながら導入したボトルがことごとく素晴らしいレイクス。別シリーズはどうなのかな、と思ってましたが、本品も見事な出来栄えです。先日ご注文をいただき開栓、味見をして慌ててもう1本ゲットしました(^^;)。限定品なので買えてよかったです。

つい先日発表された情報によれば、レイクス蒸留所はこれまでのダヴァル・ガンジー氏に変わり、新しい「ウイスキー・メイカー」にサラ・バージェス氏が就任とのこと。これまでの素晴らしい製品を生み出してきたダヴァル氏の退任はショックですが、今後もレイクスの製品には注目していきたいと思います。そして今後のダヴァル氏の動向も気になるところです。

実は今回の¥1300 / 1430というご提供価格はちょっと間違っちゃって、もうちょっと仕入れ値のかかっているお品なのですが、とりあえずしばらくはこの価格でお出しします。ぜひご賞味ください。

 

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