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★3月の新入荷⑨★James Ownby Reserve

2023.03.22

 

前回投稿で今月の新入荷のモルトウイスキー編は終了。今回からはそれ以外のものを紹介していきます。今回の一品はテネシーウイスキーの新銘柄です。

⑨ James Ownby Reserve ジェイムズオウンビー リザーヴ ¥1100 / 1210

※ 2010年創業オーレ・スモーキー社製スモールバッチテネシーウイスキー。同社は様々なフレーバードウイスキーや樽熟成をしないムーンシャインを主力商品としており、2021年リリースの本品が初の本格的バーボンスタイルの製品となる。独立戦争で活躍し、テネシーの地で非公認で密造酒を作っていたという創業者の5代曽祖父の名が冠された。ジャックダニエルやジョージディッケルといったテネシーの名品に対抗できる製品となったのか、注目の一品。しっかりした味わいが期待できる47%でのボトリング。

オーレ・スモーキー蒸留所はアメリカ国内で近年かなり人気が上昇しているようで、ある統計によればこのところアメリカで最も来訪者の多い蒸留所であるとのことです。残念ながら日本にはその製品はあまり輸入されていませんが、例えば「ピーナッツバターウイスキー」、「クッキードウウイスキー」、「スイカウイスキー」など、一体どんな味がするのか興味深い様々なフレーバードウイスキーをリリースしています。一方でバーボンなどの正統派ウイスキーを造っているわけではなかったので、ウイスキー愛好家からはそれほど注目されていなかったかもしれません。

そんな同所が2021年に初の「正統派テネシーウイスキー」としてリリースしたのが本品。オウンビー家に伝わるレシピにて造られたもの、とのこと。ただ、その原酒は他社が蒸留・熟成したものではないか、という話もあります。確かにラベルには”Bottled by Ole Whiskey Distillery”(=オーレスモーキー蒸留所でボトリング)とのみあり、”Distilled”(=蒸留された)とは書かれていません。テネシー・ウイスキーを名乗るにはチャコールメローイングという工程を経なければならず、それは確かに施されているようですが、様々な資料を見ても同所でそれが行われている形跡は見つかりませんでした。公式アナウンスでは原酒がどこで造られたものかの記述は見つけられず、正確なところは不明です。

いずれにしても、蒸留所側も創業者の先祖の名を付けた力の入れようですし、それほど数の多くないテネシー・ウイスキーの新しい銘柄として、どんなお味なのか気になるところ。では、飲んでみた感想です。

色はバーボンらしい標準的アンバー。コーヒーやシナモン・クローブ系の香ばしさを伴う柔らかくすっきりしたカラメル系の甘みを感じる香り。

軽いシトラス系の酸味のあるすっきり軽やかな飲み口で、香り同様香ばしさを伴う甘みが特徴的。ボディはやや軽めのミディアムで柔らかい印象を受けます。飲み下すとシナモン+クローブ系にペッパー系のスパイス感が加わり、香ばしくすっきりした甘みと調和した余韻へと続きます。

同じ47%のテネシーウイスキー、「ジャックダニエル シングルバレル」と比較すると全体的にライトですっきりしています。そのすっきりした飲み口と香ばしさには特徴的な魅力が感じられ、テネシーらしい柔らかさもあり、飲み飽きないタイプの美味しいテネシーウイスキーだと思います。

ロックにしてみると、シトラス系の酸味が強まり、さらにすっきりライトになる印象。上品な甘みの伸びは悪くなく、ロックでも楽しめると思いますが、私はストレートが好みです。

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