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★4月の新入荷④★Laphroaig Triple Wood

2023.04.11

 

④ Laphroaig Triple Wood ラフロイグ トリプルウッド ¥1200 / 1320

※ アイラモルトの希少品。当店でも大人気の同じ3段熟成品「PXカスク」が①バーボン樽-②クォーターカスク-③ペドロヒメネスシェリー樽による熟成なのに対し、③をオロロソシェリー樽で熟成。「PXがあればとりあえず・・・」と思っていたら終売になってしまった💦。今後は「10年」のオロロソ樽追熟版「10年シェリーオークフィニッシュ」がその後継品となるようだ。シェリー樽の使い分けでどのような味わいの変化があるか、最後の機会に「PXカスク」と飲み比べてみていただきたい。48%。

私は甘いものは少ししか食べられないタイプで、ペドロヒメネスシェリーは甘すぎて好んでは飲みません。しかしウイスキーのフレーバーとしては甘みのしっかり感じられるものが好みで、シェリー樽熟成のモルトウイスキーの場合、「オロロソ樽熟成」よりも「ペドロヒメネス樽熟成」の方がそそられます😊。

ラフロイグの場合も「PXカスク」はオープン時から欠かしたことがありませんが、それがあれば「トリプルウッド」はまあ機会があればそのうち、と軽視してしまっていました。ところが「トリプルウッド」が終売になってしまったことを知り、入手できるうちに、と今回の導入となりました。

飲んでみると、「PX」とはかなり違いました。ラフロイグですので、ヨード感のある重厚なピート感は共通していますが、「PXカスク」のリッチな甘みに対して本品はかなりウッディ&スパイシーな印象です。元々極甘口のペドロヒメネスに対し、オロロソは辛口のシェリーですが、モルトウイスキーの熟成に使用された場合、オロロソ樽でもドライフルーツ系の甘みが付加されるイメージがあります。しかし本品の場合はシェリー樽特有のフルーティな甘みというよりも、ヨーロピアンオークのウッド感やスパイス感が強く付加されている印象を受けました。甘みはその分控えめに感じられますが、これはこれで魅力的な味わいだと思います。今まで軽視しておいて何ですが、終売はちょっと残念ですね😢。

当店においては最初で最後の1本になるかもしれない「トリプルウッド」。ピート系のモルトがお好きな方はぜひなくなる前に一度この個性を味わってみてはいかがでしょうか。

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