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★9月の新入荷⑤★Glenburgie 11y [Carn Mor]
2024.09.18
⑤ Glenburgie 11y [Carn Mor] グレンバーギー 11年 [カーンモア] 59.2% ¥1800 / 1980
※ スペイサイドモルト。バランタインの味わいの決め手となるキーモルトとして名高いグレンバーギー。スペイサイドらしい華やかで優しい甘みが特徴。本品はモリソン・スコッチウイスキー社のブランド「カーンモア」のボトラーズボトルで1stフィルバーボン樽による11年熟成。カスクストレングス59.2%で、オフィシャルの「15年」の他、バランタイン各種とのハーフ&ハーフブレンドも楽しめそう。
59.2%とは思えない柔らかな飲み心地で、いかにもスペイサイドというイメージの華やかで柔らかいフローラルな甘みが印象的。その背後には穏やかなウッドスパイス感とほのかなほろ苦さを伴う嫌味のないオーク感。グレンバーギーの魅力をストレートに表現している一品と言えそう。
本品の導入でぜひやってみたかったのが「バランタイン」のラベルの下リリースされたオフィシャル品「グレンバーギー15年」(40%)とのハーフ&ハーフ。「15年」にはさすが15年熟成という深みのある香味があるのだが、40%は加水しすぎな印象で、本品がその香味をいい感じでブーストしてくれるのでは、と期待していた。実際にやってみると、15年由来の熟成感のある深みのあるアロマが加わり、一段と魅力のある香り。49%見当の程よい飲み心地で深みのある甘みとオーク感のバランスがたまらない。期待通り15年の良さを見事にブーストしてくれている。
もうひとつ書き足しておきたいのが「バランタイン17年」(現行品40%)とのハーフ&ハーフ。現行のボトルになって、華やかさよりも熟成感の醸す深みにシフトチェンジした感のある「バランタイン17年」。その深みのある香味と本品の華やかで柔らかい甘みが調和し、同じく49%見当の満足感ある飲み応えで余韻に至るまでまさに至福のブレンデッド。ぜひお試しいただきたい。