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★4月の新入荷⑦★Speyburn 15y
2025.04.26

⑦ Speyburn 15y スペイバーン 15年 46% ¥1350 / 1485
※ スペイサイドモルト。名建築家チャールズ・ドイグによる美しい外観、業界初のドラム式モルティングの採用(現在は外注)、昔ながらのワームタブ冷却、ノンチル、ノンカラーでのボトリング、比較的お手頃な価格など、それなりのアピールポイントがありながらもマイナーな蒸留所という印象のスペイバーン。フラッグシップ製品「10年」はごく真っ当なシングルモルトだが、確かにインパクトには欠けるイメージも。本品はバーボン樽とシェリー樽熟成原酒を使用した15年熟成品。双方の樽由来の香味をバランスよくまとっている。46%。
★追記:これまで当店で扱ったスペイバーンのシングルモルトはフラッグシップ品の「10年」のみ。唯一のスペイバーンでありながら、このところは「1軍」と呼ばれるバックバーの棚から外され、お客様の後ろの棚で静かに出番を待っています😢。この「10年」、上記説明にも書いた通り、極めて真っ当なシングルモルトなのですが、何というか地味でして、あまり出番がないんですよね・・・。バーボン樽+シェリー樽という構成、ワームタブ冷却によるモルティでコクのあるボディ、そして飲み応えある46%でのボトリング(正規輸入品は40%)、味わいに特にクセもないですし、お値段もお手頃。う~ん、いい子なんですがね~、何かもう一歩華がない感じ😅。スペイサイドモルトには華やかな面々が多いので、ちょっと埋もれちゃってる感じがします。
そこで今回、少しでもスペイバーンの名を覚えてもらえたらとワンランク上の「15年」を投入してみることにしました。では以下、テイスティングノートです。
色:明るいアンバーブラウン。「10年」より色合いは濃く、同じバーボン樽+シェリー樽という構成ですが、シェリー樽原酒の比率が上がっていそうな色合いです。
香り:うっすらとシェリー香の乗ったふんわりまろやかな熟成香。その奥に花蜜系の甘みのある香り。甘みの香りの一部には「10年」と共通するノートを感じます。
味わい:まろやかな口当たり。オレンジピールを思わせるようなほのかにビター感を伴うオレンジ系のアロマの穏やかな甘み、熟成感を感じさせる柔らかいウッドスパイス。味わいとしてはシェリー樽由来の香味はそれほど主張せず、バーボン樽原酒と程よくバランスが取れている印象です。
フィニッシュ:飲み下すとジンジャー系のスパイス感が先述の香味に加わり、上品でまろやかな余韻となって続きます。
こちらも決して派手さはありませんが、「10年」よりはぐっと深みのある味わいで15年熟成の妙を感じさせるしみじみとした美味しさです。お試しいただいた方々の評判も上々。スペイサイドの日陰の存在的スペイバーン。その地味ながらも慎ましい魅力に少しでも日が差せば嬉しく思います🌥️。
少量加水: オレンジ感を伴う甘みが一段と強まり、華やかさが増す印象。フレッシュな香味が前に出る分、熟成感はやや後退する印象ですがスパイス感は残り、バランスもいい感じです。お試しください。