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★5月の新入荷⑪⑫★Ie Rum Santa Maria Voyage #1 / Supreme
2025.05.29

⑪ Ie Rum Santa Maria Voyage #1 イエラム サンタマリア ヴォヤージュ #1 43.5% ¥1000 / 1100
⑫ Ie Rum Santa Maria Supreme イエラム サンタマリア スプリム 50% ¥750 / 825
※ 沖縄・伊江島産ラム。伊江島産サトウキビの絞り汁のみを原料に単式蒸留した希少な国産アグリコールラム。「スプリム」はステンレスタンクで熟成したホワイトラム。濾過法に工夫を凝らし、サトウキビの香りを最大限に引き出した50%の高級レンジとして2019年にリリースされた。「ヴォヤージュ」は世界中から集めた貴重な樽で熟成したシリーズで本品「#1」はその第1弾として2022年にリリース。赤ワイン樽で4年7カ月の熟成。ベリー系の香りにスパイス、果実、ハーブが複雑かつ心地よく調和。43.5%。
★追記:私は個人的には赤ワイン樽熟成のモルトウイスキーはあまり好みでなく、当店でも積極的には導入していません。しかし、赤ワイン系の香味とラムの組み合わせにはかなり可能性を感じており、まだ導入していなかった「イエラム」を取り扱ういい機会と考え、「ヴォヤージュ#1」を仕入れてみることにしました。同時にベースとなったイエラムのホワイトラムの味わいも確認できると面白いかも、と思い「スプリム」も同時投入としました。では、2本分のテイスティングノートです。ベースであるホワイトラムの「スプリム」から先に記します。
⑫ イエラムサンタマリア スプリム テイスティングノート
香り:軽い発酵系の香りと干し草系の香り。サトウキビと言えばサトウキビの香りなのかもしれないが、甘みは香りには ほんのり程度でそれほど感じない。馴染みのあるマルティニークなどのアグリコールラムの香りとはまた異なる。酵母が異なるのではないか。全体的にすっきりしており、特別クセのある香りはないが、ラムというよりは焼酎をイメージさせる香り。50%の割には鼻を衝く刺激は穏やか。
味わい:50%としてはまろやかな質感。クリーンですっきりした酒質で、ほのかな干し草系のアロマが感じられる。甘みはあまりなくすっきりドライ。
フィニッシュ:飲み下すと収穫したサトウキビはこんな香りなのかな、という何らかの植物系のアロマが少し強まるが、全体はやはりクリーン。酒質の良さと50%の心地よい飲み応えが感じられるが、味わいとしては淡泊。上品でクセのない飲み口なので、単体よりもカクテルベース向きか。
少量加水: 飲み心地が幾分マイルドになるが、味わいにそれほど変化はない。
⑪ イエラムサンタマリア ヴォヤージュ#1 テイスティングノート
香り:心地よいオークスパイス香。その奥にはワイン由来と思われる香味とほんのりフローラルな甘みを感じる香り。香りではワイン感というよりもウッドスパイス感を強く感じる。「スプリム」同様、典型的な「アグリコールラム」の香りは感じない。
味わい:マイルドな質感。ナツメグ、クローブ、ペッパーなどの複雑なスパイス感にほんのり赤ワインの香味と程よいタンニン感の感じられる味わい。「スプリム」同様甘みはそれほどなく、ドライな部類だが、味わいはスパイス感とワイン感を中心に格段に主張が感じられる。
フィニッシュ:飲み下すと心地よいスパイス感の後に赤ワインの香味が明確になり、程よいタンニン感と共に魅力的な余韻となって続く。やはりラム×赤ワイン樽はかなりいい感じ。心からお薦めできる一品。
少量加水: 幾分飲み口がマイルドになるが、香味のバランスは大きく変化しない。失われる香味もあまり感じないので、好みの度数で楽しめそう。
★2品のハーフ&ハーフ:47%程度の度数になり、飲み応えは十分。ヴォヤージュ単体と比較すると香味のリッチさは薄まってしまうのは否めないが、ワイン樽由来の香味も十分に感じられ楽しめる飲み方だと思う。余韻には少し甘みも強まって感じられる印象。