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★7月の新入荷⑦★Ardlair 11y [SMoS]

2025.07.31

 

⑦ Ardlair 11y [SMoS] アードレア 11年 [エリクサー] 48% ¥1400 / 1540

※ ハイランドモルト。独特のマイルドなピート感を持ちモルト通の評価も高いアードモア蒸留所。同所では主にブレンドの原酒用にノンピート品の生産も行われており、オフィシャルのシングルモルトはリリースされていないが、通称「アードレア」と呼ばれている。そのボトラーズ品を2本同時投入。エリクサーの11年はバーボン樽熟成、シグナトリーの12年はリフィルシェリー樽熟成のカスクストレングス品。アードレアの個性を味わうなら前者と思われるが、双方を混ぜるのも面白そうと思い同時投入とした。

★追記:こちらも⑤で紹介したグレンエルギンと同じエリクサー社の「リザーブカスク」シリーズの1本。箱やラベルの情報は2010年蒸留11年熟成原酒3樽のヴァッティング、というのみです。酒販店の商品説明ではバーボン樽熟成となっていましたので、それを信じて購入しました。

アードモア蒸留所の主力であるライトピート版はシングルモルトの「アードモア」として数種のリリースがあり、当店でも3種のオフィシャルボトルがメニュー入りしています。私はどれも高く評価しており、さらにボトラーズボトルのカスクストレングス品も2種メニューにあります。一方で、ノンピート版である「アードレア」は上記説明の通りオフィシャル品は存在しません。私はこのアードレアにも高い関心があり、かなり長い間、お手頃価格で入手できるボトラーズ品を探し続けていました。

そのきっかけはアードモアの最もお手頃価格で買えるオフィシャル品「レガシー」(40%)。同じバーボン樽熟成系の46%品である「トラディション」があれば、40%品のこちらはいらないか、と思っていたのですが、「トラディション」にはないバニラ感を伴う実に魅力的な甘みがあるのです。「レガシー」には20%アードレア原酒が含まれている、とされており、その魅力的な甘みがアードレア由来だとすれば、ぜひアードレアも単独で飲んでみたい、できればバーボン樽熟成系で、と思っていました。それが叶った本品。楽しみにしていたボトルでした。では以下テイスティングノートです。

色:濃い目のゴールド~ゴールデンアンバー。おや、思っていたより濃い色合い・・・。

香り:バニラ+発酵感を伴うリフィルシェリー系のくすみを感じる香り。バーボンバレルのみとは思えない。シグナトリーのリフィルバット(63.4%)と比較してもかなり似た香り。それと混じり甘みも感じる。

味わい:ややオイリーな滑らかさのある舌触り。リフィルシェリー系+バニラの香味、軽いオークスパイス、甘みは舌の上ではやや控えめに感じる。

フィニッシュ:飲み下すと48%の程よい刺激のあと、ほのかな苦みを伴うざらついたタンニン感が舌に残る。余韻ではなかなか心地いいバニラ+花蜜系の甘みが長く続く。

⭐ふうむ、リフィルシェリーの樽が使われていそうな味わいですね。3樽のヴァッティングとのことですが、そのうち少なくとも1つはリフィルシェリー樽ではないでしょうか。シグナトリーのアードレアがリフィルシェリー樽熟成なので、こちらは純然たるバーボン樽系であってほしかったところですが・・・。これはこれで決して悪くありませんが、私が求めていたものとはちょっと違う印象でした。しかし、少量加水してみるとこれが大きく変化します。

少量加水: バニラ香と清々しい花蜜系の甘い香りがぐっと強まり、発酵感が薄れる。味わいも花蜜系の甘みが格段に強まり、リフィルシェリー系の香味が弱まる。こうなるとバーボン樽熟成中心というのは納得という感じ。でも1樽はやっぱり・・・とも思われる。余韻のざらついたタンニン感は弱まり、このバランスならこれもいいかな、というところ。アードレアのイメージとして思い描いていた華やかな甘みが感じられるいいバランスに変化し、ぜひ少量加水をお薦めしたい。

⭐加水が非常によかったので、ロックも試してみました。清々しい甘い香りは消えてしまい、かなり淡白な味になってしまいます。加水で劇的に味わいが変化するタイプのようで、少量加水は強くお薦めしますが、ロックはお薦めできません。

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