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★11月の新入荷④★Scapa 10y
2025.11.27

④ Scapa 10y スキャパ 10年 48% ¥1700 / 1870
※ オークニー諸島産アイランドモルト。珍しい寸胴のローモンド型スチルで初留を行い、アイランド系としてはレアな完全ノンピート仕込という特徴を持つスキャパ。かつての主力品「16年」はフルーティな甘みのある美酒だったが、1994年から2005年まで11年間ほぼ閉鎖状態だった。生産再開後の原酒を使った「スキレン」は私はあまり評価しておらず、より熟成の進んだ新製品を心待ちにしていた。そして到着した本品はバーボン樽で10年熟成。トロピカルフルーツ系の甘みと心地よいスパイス感が特徴とのこと。少し高価だが48%は英断。
★追記:上記説明に書いた通り、「16年」と「スキレン」の味わいのイメージはかなり異なり、「16年」が売り切れてからはスキャパの「スキレン」に代わるリリースを心待ちにしていました。本国では昨年末にはリリースされていたようですが、今年8月、日本でも発売開始♪「16年」も「スキレン」も40%品でしたが、嬉しいことに48%でのリリースです✨
早速仕入れましたが、届いたボトルを見て一抹の不安が・・・💧バーボン樽熟成の割には随分と色が濃い・・・。「スキレン」と同じような色合いですが、私が「スキレン」が嫌いな理由は、若いスキャパのデリケートな香味をカラメル色素の添加で濁らせているようなイメージの味わいだったからでした。「念願のリリースなのにまたしてもこんなにカラメルを入れてきたか・・・😓」まあ、カラメル添加は「16年」でもされていたことなので、それに近い味わいであることを祈って投入しました。
スペイサイドモルトのようなイメージの軽やかな白花系のフローラルな甘みを感じる香り。「16年」のイメージに近い香りです。香りだけでも「スキレン」よりも明らかに進化していることが感じられます。口当たりは柔らかくスムーズ。トロピカルフルーツ系の瑞々しい甘みにほのかにクリームのニュアンス。48%としては軽やかな質感ですが、しっかりしたフルーティな香味があり、ライトではあっても決して薄くはありません。飲み下すと48%の程よいアタックの後、カラメル由来と思われる程よいビター感。なくてもいいような気もしますが、好意的に取れば程よい重みを演出している感じもあります。それをボトムに感じながら、上層には華やかなバニラ+トロピカルフルーツ系の心地よい甘みが続き、バランスは取れています。グラッシー+ビターな「スキレン」の陰に隠れていたうっすらとしたフルーティな甘みが数倍ブーストされている印象です。
うん、カラメル添加の是非は無添加のものと比較しないと何とも言えないところですが、確実にお薦めできるスキャパが還ってきました😄他のアイランド系モルトとは一線を画すスキャパの優しく華やかな味わい、ぜひご賞味ください🎵
最後にひとつお薦めのハーフ&ハーフをご紹介。かつてスキャパはバランタインの原酒のひとつでした。そのスキャパが使われていると思われる「バランタイン17年」のオールドボトル(43%)とのハーフ&ハーフは、スキャパの華やかなトップノートにミドルレンジの複雑さが加わるイメージでとっても美味しいですよ👍