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6月の新入荷ボトルのご紹介(その2)★個性派ニューカマーたち★
2020.06.27
東京での感染者が増えている影響でしょうか、今日も金曜だというのに静かです💦昨日の前半に引き続き新入荷ボトルをご紹介します。ニューカマーは個性派ぞろいです🎵写真左から書いていきます。
① Eddu Silver エデュー シルバー 税抜¥800
※ フランス・ブルターニュ産、そば100%ウイスキー。原材料「そば」のウイスキーがあるなんてご存じでしたか?エデューは「そば」を表す言葉とのこと。モルトウイスキーとは確実に異なる味わいながら、フルーティーな甘みと独特の香ばしさが素晴らしい。加水するとスパイス感が出る印象。ブランデーに通ずる余韻も。40%。
② Aalborg Taffel Akvavit オールボー タッフェル 税抜¥500
※ デンマーク産アクアビット。アクアビットは北欧を中心に製造されているじゃがいもを原料とした蒸留酒。キャラウェイ、アニス、クミンなどの香草で風味付け。爽やかな香りのお酒です。45%。フレーバードウォッカのようなイメージでカクテルベースとするのもオススメです。
③ Mendis Special Ceylon Arrack メンディス セイロンアラック 税抜¥600
※ スリランカ産アラック。ココナッツの花蜜を原材料としたアラック。熟成期間などは不明ながら、熟成感のある穏やかでやさしい飲み口。ストレートもいいですが、ロックやソーダ割でお隣のゴレルシャッドさんのバングラデシュ料理と合わせて飲んでみるのもよさそう・・・と思ってたのですが、ゴレルシャッドさん、先頃閉店してしまいました😭美味しいおつまみを持ってきてくれていたのに残念です😢34.2%。
④ Xenta Absenta エクセンタ アブセンタ 税抜¥600
※ イタリア産アブサン。スイス生まれのリキュールの一種、アブサンはかつてフランスで大人気のお酒でしたが、原料であるニガヨモギに含まれるツヨンが麻薬物質であるとされ、スイスでもフランスでも禁止されてしまいました。ただ、ツヨンにそうした作用があるとは結局証明されることはなく、1981年、WHOがツヨンの含有量に制限付きながら解禁。元祖生産国スイスでも2005年に解禁。現在はヨーロッパの国々を中心に様々なアブサンが作られています。エクセンタはアルプス産のニガヨモギを中心にハーブやスパイスを配合した70%のアブサン。加水しても美しいライトグリーンは白濁しません。
⑤ Kawachi Mikan Brandy VSO 河内 みかんブランデー VSO 税抜¥600
※ 日本・熊本産みかんブランデー。世界唯一のみかんブランデー蒸留所だった河内町蒸留所。その最高峰、アランシアXOは当店でも人気ですが、残念ながら2005年に蒸留所は閉鎖。現在はオークションでもかなり入手困難な状況で、今あるボトルが空いたら次の入荷があるかは疑問です。
今回、アランシアが発売される以前の若いみかんブランデーであるVSOを入手できました。その後熟成が進んだものがアランシアとして発売されていくことになる、こちらも希少なお酒です。
味を見てみましたが、やはり若い酒質で、ブランデーというよりスピリッツに近い印象。フィズなどのカクテルにするほうがオススメです。フィズにしてもなるほどみかんの香りがします🍊フィズは+¥150でお作りします。40%。
以上6月の新入荷ボトルのご紹介でした。個性的なお酒の数々との出会いをぜひ体験しにいらしてください✨