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7月の新入荷ボトルのご紹介★新興ワールドモルト特集★

2020.07.11

 

昨日7/10、新入荷ボトルを投入しました。今回は『新興ワールドモルト特集』として、いわゆる「5大ウイスキー」以外のオーストラリア、ベルギー、スペイン産のモルトウイスキーや、バーボンが主力のアメリカで作られたシングルモルトウイスキーなど、新興の蒸留所や今までウイスキーは作っていなかったブランドからの製品など、まさに「unsung = 知られていない」な10本となっています。すべてモルトウイスキーです。

こうした新興のモルトウイスキーは少量生産だったり限定品だったりすることが多く、ちょっと価格が高めになってしまうのですが、また一味違うウイスキーの世界を味わっていただけたら嬉く思います。では写真左から簡単に紹介していきます。

①Hellyers Road Original Roaring Forty  (Australia)
ヘリヤーズロード ロアリングフォーティ  税抜¥750

※ ヘリヤーズロード蒸留所は1999年、タスマニア島に酪農農家グループが創設。本ボトルは同所のフラッグシップ的商品の「オリジナル」を度数40%まで加水し、お手頃な価格とよりなめらかな口当たりを実現した製品。地元の大麦を使用し、バーボン樽で熟成。その名はタスマニアに吹く40km/hの風から名付けたとされる。柑橘系の香りと柔らかなバニラを思わせる甘み。40%。

②Hellyers Road 10y Slightly Peated  (Australia)
ヘリヤーズロード10年 スライトリーピーテッド  税抜¥1500

※ スコットランドから輸入したピーテッドグレーンを蒸留した後、直ちにタスマニア産モルトを蒸留器に投入して蒸留、という独特な手法でその名の通りの微かなピート感をまとわせ、主にジャックダニエルの樽で10年熟成。シトラス感、バニラ感、スモーク感の融合した味わい。ワールドウイスキーアウォード2019でベストオーストラリアモルト賞を受賞。46.2%。

③Porfidio 2G  (Australia)
ポルフィディオ 2G  税抜¥1500

※ メキシコのアガヴェスピリッツメーカーとして絶大な人気を誇るポルフィディオがオーストラリアでウイスキーの製造に着手。豪州産のブルーバーレイという甘みの強い希少種大麦を世界で初めて100%使用した新ジャンルとも言うべきモルトウイスキー。銅製ポットスチルによる2回蒸留。熟成には同じく豪州産のオークを通常よりも軽めに焼いた110リットルの小さな新樽を使用。わずか3年の熟成ながら若さを感じさせないなめらかさの全く新しいスタイルのウイスキー。43.4%。

④Gouden Carolus Single Malt  (Belgium)
グーデンカロルス  税抜¥1200

※ ベルギービール「グーデンカロルス」のメーカーであるヘット・アンケル醸造所が2009年、ベルギー初のウイスキー造りに着手。自社商品「グーデンカロルス・トリプル」を原材料にスコットランド製銅製ポットスチルで2回蒸留。3年の熟成を経て2013年リリース。ビールの名残がほのかに感じられるフルーティーな味わい。2015年以来世界各地での品評会で多数の賞を受賞。46%。

⑤Valdespino Malt Whisky  (Spain)
バルデスピノ モルトウイスキー  税抜¥1500

※ シェリーの最も由緒あるボデガ(醸造メーカー)のひとつ、バルデスピノ社が手掛けたモルトウイスキー。スペインのセゴビアで蒸留された原酒80%とスコットランド産原酒20%をブレンドし、自社シェリーのパロ・コルタド樽とオロロソ樽で熟成。2019年リリース。全世界3000ボトルの限定生産品。43.5%。

⑥Abducted Malt Whisky  (Spain)
アブダクテッド モルトウイスキー  税抜¥800

※ スペインNo.1の売り上げを誇るシェリー・ブランデー「カーディナル・メンドーサ」を製造しているサンチェス・ロマテ社が手掛けたモルトウイスキー。「abducted(誘拐された)」の名の通り、スコットランドのニューポットモルト原酒を買い付け、自社シェリーのオロロソ樽、ペドロヒメネス樽、アモンティリャード樽を使いソレラシステムで熟成。40%。

⑦Westland American Oak  (USA)
ウエストランド アメリカンオーク  税抜¥1200

※ ウエストランド蒸留所は2010年、ワシントン州シアトルで創業。当時まだカテゴリーとして成立していなかった「アメリカンシングルモルトウイスキー」の生産に取り組む。スコッチに敬意を抱きつつもワシントン州ならではのモルトウイスキーを目指し、地元産の大麦を中心にローストしたモルトなど5種類のモルトを原材料に複雑なプロセスで蒸留。こだわりの熟成樽を使用した同蒸留所のフラッグシップ的銘柄。ウイスキーバイブル2015では95ポイントの高評価を得た。46%。

⑧Stranahan’s Colorado Whiskey  (USA)
ストラナハン コロラドウイスキー  税抜¥800

※ ストラナハン蒸留所は2004年、コロラド州初のウイスキー蒸留所として創業。ロッキー山脈北部産の大麦麦芽を100%使用。銅製の小型ポットスチルによる2回蒸留。チャーしたアメリカンオーク樽で熟成。丁寧な少量生産で2008年にはADI(アメリカン・ディスティリング・インスティチュート)の選ぶアメリカンウイスキーの最高賞を受賞。同年のウイスキーバイブルでも90ポイントの評価を獲得。47%。

⑨Amahagan World Malt No.1  (Japan)
アマハガン ワールドモルト No.1  税抜¥800

※ 2016年に蒸留を開始した日本最小規模の滋賀・長濱蒸留所が2018年暮れにリリースした同所初のウイスキー商品となったブレンデッドモルト。スコットランドから輸入した熟成済みのモルト原酒に自社蒸留の若い原酒をブレンド。柑橘系の爽やかさとフルーティーな甘みを持ち、愛好家にもファーストリリースとしては十分すぎる出来、と評されている。47%。

⑩Mars Hidaru Burn The Barrel  (Japan)
マルス 火樽 バーンザバレル  税抜¥800

※ 本坊酒造・信州マルス蒸留所は1985年の開設で「新興」ではないが、本品は2019年11月リリースの新商品。2016年にリリースされた第一弾「火樽」がブレンデッドウイスキーだったのに対し、こちらはブレンデッドモルト。シングルモルトを名乗っていないことから、同所以外の原酒も含まれていることになる。一部にピーテッドモルトを使用。その名は内側をチャー(強く焦がすこと)した新樽で後熟というバーボンのような工程を施したモルトであることから。43%。