BLOG

⑨ Johnnie Walker Blue Label 旧ボトル 43％　ジョニーウォーカー ブルーラベル 旧ボトル　¥2200 / 2420

※ 先月導入した現行品もさすがブレンデッドスコッチの盟主ジョニーウォーカーの最高峰というお味だが、以前飲んだものとの印象が異なるように思われ、違いを確認すべく現行品がまだ残っているうちにと旧ボトルを緊急入荷。2011年秋に現行のボトルへの変更がアナウンスされたが、本品はそれ以前、2000年代流通品。度数は現行の40％に対し43％。お高いお酒ではありますが、ハーフずつというご注文もできますので、ご興味あればぜひお飲み比べください。

ということで飲み比べてみました😄

やはり現行品とはけっこう違いますね。私の記憶にあった味わいはやはり旧ボトルのものだったようです。全体的な方向性は現行品と一致しているように感じられ、軽い酸味を伴うアプリコット系のフルーティさとハチミツ感のある甘みは同じようなイメージですが、旧ボトルはそこに長熟感のあるまろやかなピートスモーク感があり、飲み下すと43％の刺激の後にリッチな甘みと共にほろ苦さが現れます。

このピートスモーク感やビターなアフターテイストは好みの分かれるところにも思われますが、味わいに重厚さをもたらしており、現行品より一段味わいが濃く、深みがある印象です。スコッチを飲み慣れている人には現行品より飲み応えがあると感じられるのではないでしょうか。逆に、華やかな甘みが前面に出ていて、あまりピートスモーク感のない現行品の方が好き、という人も相当数いると思われます。それぞれさすがの完成度でどちらも美味しいですね😋

少量加水すると甘みに華やかさが出て、現行品の味わいに近くなる印象ですが、飲み下した後の柔らかいピートスモーク感とほろ苦さはやはり現行品にはないものがあります。これも美味しいです。

ロックにすると現行品同様、余韻における甘みが軽やかになり、ビター感がやや前に出るイメージです。これも十分に美味しいですが、やはり私はストレートか少量加水をお薦めしたいです。

旧ボトルの方はまだそれほど減ってませんが、現行品は残り１/３くらいになってますので、飲み比べてみたい方はお早めにお試しくださいませ🎵