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★12月の新入荷⑤★Lakes Whisky Maker’s Reserve No.4
2022.12.18
⑤ Lakes Whisky Maker’s Reserve No.4 レイクス WMR No.4 ¥1600 / 1760
※ イングリッシュモルト。2014年、湖水地方にて創業したレイクス蒸留所の総責任者ダヴァル・ガンジー氏のこだわりの詰まったシリーズ「ウイスキーメーカーズリザーヴ」の第4弾。厳選したオロロソ、ペドロヒメネス、赤ワインの樽で熟成した原酒をブレンド。2022年のWorld Whisky Awardsにて「ワールドベスト・シングルモルトウイスキー」に選出された。ドライフルーツ系の深みのある甘み、カシュー系のナッツ感や複雑なスパイス感の織りなす芸術的味わい。52%。
2年前に導入した「WMR No.2」で新興蒸留所ながらその完成度の高さに度肝を抜かれたレイクス。それ以来ずっと注目しており、同蒸留所のシングルモルトは「WMR No.3」を含む数種をストックしてあるのですが、上記の通り今年のWWAで「ワールドベストシングルモルト」を受賞したということで本品を先にメニュー入りさせることにしました。
花系+パウダーシュガー+シェリーにドライフルーツ系の甘みを感じさせる香り。バーボン、ペドロヒメネス、赤ワインの樽という構成だった「WMR No.2」よりも一段深みのある香り立ちです。
口当たりはスムーズ~まろやか。52%でありながらクリーミーな舌触り。シェリー感はしっかりありながらも一切嫌味のない上品なドライフルーツ系の香味。No.2とはまた一味違う酸味のアクセント。No.2の方がバーボン樽原酒を含むせいか甘みは強く感じられますが、こちらは落ち着いたコクのある味わいを感じます。
なるほど権威あるWWAで「ベストシングルモルト」を受賞しただけはある美味しさです。No.2より美味いかというとそれぞれの良さがあり、好み次第というところですが、No.2よりも一段深みとまろやかさが感じられ、さらに完成度は高いのかな、という印象。60.9%のNo.2に対し、52%に抑えた飲みやすさの点でも飲み手を選ばない強みを感じます。
注目していた蒸留所が大きな賞を取ったことは喜ばしいですが、この受賞で今後このシリーズが入手しにくくなることも予想され、そこはちょっぴり気がかりです😅