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★12月の新入荷⑨★Booker’s 2020

2022.12.22

⑨ Booker’s 2020 ブッカーズ 2020 ¥1800 / 1980

※ 様々なブランドのバーボンを生産するジムビーム蒸留所の最高峰のバーボンとされるブッカーズ。その名は5代目の前マスターディスティラー、ブッカー・ノウ氏に由来。かつては通年生産品だったが原酒不足で一度は終売。現在は年に一度限定生産品としてリリースされており、本品は2020年版。6~8年熟成樽の中から、ブッカーズとしてふさわしい原酒を厳選しヴァッティング。バレルストレングスの力強さがありながら芳醇な味わいはバーボン党を魅了し続けている。63.2%。

これまでお出ししていた2019年版のブッカーズとどの程度違うのか飲み比べてみたい気持ちがありましたが、そちらは11月中旬に売り切れてしまいました😅単純に本品を飲んでみた感想を書いてみます。

柔らかく香ばしいカラメル系の甘みのある香り。軽い酸味のイメージもあり、すっきりした香りです。63.2%にもかかわらず、強く嗅いでも鼻を突くようなアルコール感は感じません。

口当たりはスムーズ。ほのかな酸味を伴う甘みと香ばしいオークのタンニン感。飲み下すと力強いアルコールの刺激と香ばしいスパイス感が広がった後にコクのあるリッチな甘みが残ります。

後口には心地よいタンニン感と香ばしさを伴う深みのある甘みの余韻。販売元のサントリーは本品の「香味特徴」として「高いアルコール度数を感じさせないしなやかさ。深い熟成感がありながら重くないバランスのよさ。ここちよいオークの樽香。フルーティーさのなかに密やかな独特のほろ苦さ。」と紹介していますが、なるほど、という印象です。ほろ苦さは「密やか」でもないと思いますが😅

少量加水すると少し飲み口がまろやかになります。やや酸味が前に出て、タンニン感が引っ込むようなイメージ。ストレートの方がやはり「リッチ」とは思いますが、飲みやすくはなり、バランスも悪くありません。

ロックにすると香ばしい甘みが優位に感じられ、フィニッシュのほろ苦さは残ります。全体は当然軽くなり、力強さは薄れてしまいますが、これはこれで美味しいです。ブッカーズの真髄を味わうにはやはりストレートが・・・という気もしますが、加水が進んでも美味しいバーボンと言えると思います。

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