バーアンサング ロゴ BarUnsung ロゴ

BLOG

back

★10月の新入荷⑫★Woodford Reserve Double Oaked

2023.10.26

 

⑫ Woodford Reserve Double Oaked ウッドフォードリザーヴ ダブルオーク 43.2% ¥900 / 990

※ ケンタッキー州ウッドフォードリザーヴ蒸留所製バーボン。スコッチモルトと同じ単式蒸留器での蒸留やごく軽い焦がし方のオリジナル樽での熟成で独特のまろやかさを特徴とするウッドフォード。本品は熟成を終えた原酒を再度専用の仕上新樽で二段熟成したもの。より深い樽由来の香味が注入されており、比較的穏やかな43.2%の度数としてはリッチで色彩豊かなフレーバーに仕上げられている。

★追記:私は日頃「ハイプルーフ(アルコール度数の高いお酒)好き」であることを公言していますが、その傾向が特に強いのがバーボンやライウイスキーなどのアメリカンウイスキーで、アメリカンウイスキーは度数50%程度以上のものが好みです。50%前後のウイスキーは単にアルコールの刺激が強く飲み応えがあるというだけでなく、加水が少なめなのでフレーバーがやはりリッチで美味しく感じられます。かつてアメリカンウイスキーの品質を保証するために1897年に施行された「ボトルドインボンド法」では「50%でのボトリング」が規定されていましたが、実に的確、と称賛を送りたくなります👏。

さて、本品は43.2%と度数は決して高めではありませんが、新樽を2回使うという贅沢な仕上げを施した品。フレーバーのリッチさは十分あるのではないか、と期待していたバーボンでした。深いダークアンバーの色合いは実に美味しそうです。

焦げ感のある香ばしく深い樽香を感じる香リ立ち。スムーズな口当たりでウッドフォードらしい滑らかな質感は標準品と共通しています。カラメル感、ほろ苦さ、酸味を伴うしっかりしたオーク感が印象的で、甘みは控えめに感じられます。なるほど濃いめの味わいで、フレーバーのリッチさは期待通りです。ですが、こうした濃い味わいのバーボンは普段度数の高いものばかり飲んでいるためか、穏やかなアルコール感に妙な違和感を感じます・・・😅。いい味ではあると思いますが、個人的にはやっぱりもっと度数が高い方が・・・という印象でした。ウッドフォードのホームページを見ると本国アメリカでは45.2%でボトリングされているらしく、せめてそれを輸入してほしかった・・・。

以下、ハイプルーフ信者の戯れ言です。何とも「惜しい」感が否めないので、「スピリタス」(度数96%のウォッカ)をちょっぴり足して度数を上げてみました😅。計算上はシングル30mlに4~5mlほど加えると50%程度になります。ふふふ。邪道は邪道でしょうが、私はこの飲み方、アリではないかと思います。ウッドフォードらしい滑らかさはちょっと失われますが、シャキッとパンチの効いた飲み口になり、このしっかりしたフレーバーにはやはりこのくらいの度数がしっくりくる気がします。もしやってみたい方はお声掛けください😊。

CONTACT

Bar Unsung
営業時間: 18:00-1:00
定休日: 日曜
※月曜祝日の場合、日曜営業・月曜祝日
TEL: 03-6458-0949
Copyright@bar-unsung. All rights reserved.