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★11月の新入荷①★Ballechin 13y [Signatory]

2023.11.07

 

先週の営業で今月の新入荷ボトルも大方開栓し、ちょっとずつ味見をしてみましたが、どれもそれぞれ持ち味があっていい感じです😋
それでは今月も各ボトルを紹介していきたいと思います。

① Ballechin 13y [Signatory] バレッヒェン 13年 [シグナトリー] 59.3% 2200 / 2420

※ ハイランドモルト。信濃屋がシグナトリーのウェアハウスを訪れテイスティングの上選定したシングルカスクのプライベートボトリング商品。バレッヒェンはエドラダワー蒸留所のヘビリーピーテッドモルト。元ラフロイグのイアン・ヘンダーソン氏を招聘し、2003年から蒸留が開始された。50ppmのヘビリーピーテッドモルトを使用。オロロソシェリーバットによる13年熟成。力強いピート感とシェリー樽由来のスパイス感や甘み、エドワダワーらしいクリーミーさを伴う重厚な味わい。カスクストレングス59.3%。

★追記: バレッヒェンは私のお気に入りの銘柄のひとつ。このボトルを入手してからずいぶん経ちますが、とっておきの1本として投入のタイミングを見計らっていた1本でした。今月は誕生日も迎えることですし、「エース格」に楽しみにしていたこのボトルを選びました✨。

焚火を思わせる重厚なピート感はオフィシャルのフラッグシップ品「10年」と同系統ですが、シェリーバット由来の樽感やスパイス感、そしてカスクストレングスの力強さが加わっているためか、ウッドチップ感をさらに強く感じます。そしてエドラダワー蒸留所らしいコクのあるボディ感は期待通り。シェリー樽熟成らしいドライフルーツ系の甘みも確実にありますが、脇役として深い味わいの下支えをしているイメージ。どっしりとしたピート感と樽感によるほろ苦さが印象的で、それほどフルーティな感じではありません。樽構成も違うので、「10年」のピート感とコクのある甘みのバランスのいい調和感とは異なり、言わば男性的な力強くほろ苦い味わいが特徴と言えそうです。決して悪い意味ではなく、これはこれで実に飲み応えと深みに富んだ味わいです。少量加水すると甘みも少し前に出る印象で、エドラダワーらしいクリーミーさも分かりやすくなり、これもいい感じだと思います。

 

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