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★11月の新入荷③★Tomintoul 7y Oloroso Cask [Claxton’s]

2023.11.11

 

③ Tomintoul 7y Oloroso Cask [Claxton’s] トミントール 7年 オロロソカスク [クラクストンズ] 50% ¥1500 / 1650

※ スペイサイドモルト。トミントール蒸留所は1964年の創業。その名は「納屋状の丘」を表すというトミントール村が由来。2000年にブレンダーのアンガス・ダンディー社の傘下となって以来、より様々なオフィシャルボトルをリリースしている。本品はボトラーズのクラクストンズがエクスプロレーションシリーズとしてリリースしたオロロソシェリー樽による7年熟成品。シェリー感とモルト感のバランスがよく、プルーン、ココア、オレンジ、ティービスケット、ソフトなスパイス感などの香味がオフィシャルボトルよりも高い50%でのボトリングでよりリッチな質感で楽しめる。

★追記: トミントールは当店では6品目になりますが、50%超えのハイプルーフ品は初めてで、楽しみにしていました。以下、飲んでみた感想です。

ちょっと意外なおもしろい香りがします。ほんのりヨーグルトや乳酸菌飲料をおもわせるような発酵系の香味があるモルティさにブドウ、あるいはレーズン系のフルーティな甘みを感じる香り。口当たりは50%としては極めてスムーズ。味わいもブドウ~レーズン系の柔らかい甘みにふくよかなコクのあるボディを感じさせるモルト感。7年熟成と比較的若い割には舌の上ではあくまでもまろやかで、飲み下すとなるほど50%という刺激のあと、比較的すっきりしたシェリー感を伴うフルーティな甘みの余韻が漂います。深い色合いの割には樽感は穏やかで、樽由来のスパイス感やほろ苦さはあまり感じず、雑味のないクリーンな印象の味わいです。まろやかさやクリーンさはオフィシャル品とも共通する印象で、トミントールの特徴と言えそうです。

少量加水するとヨーグルト系の香味がクリーム感のある華やかな甘みに変化するイメージで甘みが引き立ちます。バニラ感も感じられ、樽由来のスパイス感をあまり感じないあたり、アメリカンオークのオロロソ樽での熟成ということかもしれません。加水した分、パンチは弱まりますが、これも実に美味しいです。

 

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