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⑦ Jameson Bow Street 18y　ジェムソン ボウストリート 18年　55.1%　2200 / 2420

※ ミドルトン蒸留所製アイリッシュウイスキー。アイリッシュNo.1のシェアを誇るジェムソンが2018年にリリースしたブランド最上位品。バーボン樽とシェリー樽で17年以上熟成されたアイリッシュポットスチル原酒とグレーン原酒をブレンド後、ルーツであるダブリンのジェムソン蒸留所跡のボウストリート貯蔵施設にて1stフィルバーボン樽でさらに１年追熟。バニラ感を伴うトフィー系の甘み、オーク感、スパイス感など様々な香味が長期熟成のふくよかさ、カスクストレングスの力強さと共に昇華したアイリッシュ最高峰。55.1％。

★追記：本品について初めてリサーチしたとき、「美味しそうだけど･･･定価￥18000弱かあ。追熟するのにわざわざダブリンに運ばなくても味は変わらないんじゃないのかなあ。ミドルトンでやればもう少し安くできそうなのに･･･。」などと不平をつぶやいた記憶があります😅。その後定価よりは少し安く買える機会があり、結局「アンサングに出してみたい≒飲んでみたい」の気持ちが勝り購入しちゃったわけですが、実際飲んでみて、「あのとき買っておいてよかった」と心から思いました。いやあ、美味しいですね😋。限定品なので今買おうとすると２万円を超えてしまうようです。それではちょっと入荷は難しかった･･･💦。では、その感想です。

香りは深みとコクを感じさせる魅力的な甘み、公式ノートにはトフィーとありますが、なるほど、と思います。18年熟成らしいエステリーな香味に柔らかく香ばしいスパイス感。

55%ながらホットな荒々しさのない、スムーズな心地よい口当たり。湿ったウッド感のあるほろ苦さに長期熟成らしいエレガントで深みのある甘み、香りに感じた柔らかく香ばしいスパイス感が一体となった奥深い味わい。うまく表現できませんが、アイリッシュ独特の香味が確かにあります。質感こそ３回蒸留原酒のブレンデッドらしいすっきりした舌触りでありながら、味わいは極めてリッチ。見事なブレンデッドウイスキーです。

少量加水すると甘みが華やかさを増してぐっと引き立ちます。他の香味が後退するような印象はなく、これもまたいい感じです。