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★5月の新入荷⑩★Wild Turkey Rye 101

2024.05.25

 

⑩ Wild Turkey Rye 101 ワイルドターキー ライ 101 50.5% ¥1100 / 1210

※ ワイルドターキー蒸留所製ライウイスキー。長らくターキーライは日本では40.5%の通常品しか入手できなかったが、来月6月に待望の日本発売がアナウンスされた。一足早く入手できたボトルを早速投入。ライらしいスパイス感に青リンゴを思わせるフルーツ感、バニラ+ハチミツ系の甘みの調和した味わいは通常品でも十分楽しめるが、ターキー伝統の50.5%でさらに深みのある力強さが期待される。4年以上熟成の原酒を使用、バーボン同様の独自の酵母、低いバレルエントリーなどこだわりの製法。

★追記:私はバーボンやライウイスキーのような典型的アメリカンウイスキーは度数50%を超えるものが好みです。スコッチタイプのウイスキーはもう少し低くてもいいのですが、アメリカンはやはり50%がしっくりきます。そしてワイルドターキーも若い頃からのお気に入りで、私は本品の日本発売を待ち焦がれていました😅。

ターキーのラベルに描かれている七面鳥の絵がカラーだった頃、「ターキーライ 101」は日本でも流通していました。と言うより当時はそれしかターキーライはありませんでした。しかし2012年、40.5%へ変更😭ファンの要望があったのか、数年後に本国アメリカでは限定生産品として101も復活したようですが、日本には入ってきてなかったのではないでしょうか。40.5%のターキーライも美味しいとは思うのですが、「101プルーフならなお美味しいだろうになあ・・・」と思わずにはいられませんでした。

旧ボトル時代の品をオークションで見つけ、入札したこともしばしば。しかし「アメリカで売られていることを考えればそのうち日本でも・・・」の思いからそう高額で入札する気にはなれず、入手には至っていませんでした。そしてついに来月、念願の日本発売です😂!一足早く入手できたので、今月早速投入しました。では、以下私のテイスティングノートをそのまま記します。

色:オレンジがかったアンバー。40.5%のターキーライ(以下通常品)よりも一段濃い色合い。

香り:青りんご系の爽やかなフルーツ感+蜂蜜系の甘みとライらしい香ばしいスパイス感を感じる香り。方向性は通常品とよく似ているが、よりリッチで香り立ちも強い。基本的に通常品がそのまま濃くなったイメージと考えてよさそう。

味わい:スムーズな口当たり。ライらしい香ばしいスパイス感がまず感じられ、続いて青りんご+蜂蜜系の甘み、少し遅れて軽い渋みを伴うほろ苦さが感じられる。ターキーこだわりのアリゲーターチャー由来か。通常品はよりスムーズで先述の甘みが前に出た味わいだが、こちらはスパイス感がより強く感じられるイメージ。

フィニッシュ:飲み下すと50.5%の程よい飲み応えの後にそれらの香味が一体となったコクのある味わいが広がる。

★ バーボンの「8年」や「12年」のような熟成感はあまりなく、「4年以上熟成」がなるほど、と感じられる幾分若いウイスキーという印象はあるが、通常品の香味をブーストした満足感のある味わい。

少量加水:予想通り青りんご系の爽やかな甘みが前に出て、スパイス感とほろ苦さが少し後退する。加水した分だけ通常品に近付くイメージ。少しずつ加水しながら好みのバランスを探るのも楽しそう。

 

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