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★5月の新入荷⑫★El Ron Prohibido 15 Gran Reserva

2024.05.30

 

⑫ El Ron Prohibido 15 Gran Reserva エル ロン プロイビード 15年 40% ¥800 / 880

※ メキシコ産ダークラム。ブランド名を訳すと「禁じられたラム」。18世紀初旬、スペインはメキシコに輸出した甘口ワインの空き樽にメキシコのラムの原型的な酒チンギリートを詰め本国へ持ち帰り販売。それが人気となり、国内の産業の脅威になると国王がこれを禁止した史実から名付けられた。甘口の酒精強化ワインの熟成に用いられた樽を用いたソレラシステムにて15年相当の熟成。 ドライフルーツ、ワイン、バニラ、ナッツ、シナモンなど様々な香味が「12年」よりもさらに深い味わいを醸している。40%。

★追記:「12年」が好評のうちになくなりましたので、入れ替えにもうひとつ上のランクの「15年」を投入してみました。「12年」と直接飲み比べることはできませんでしたが、記憶と照らし合わせてイメージがどう違うか考えてみます。

「12年」同様、軽い酸味を伴うワイン系のフレーバーがあります。コンセプトである甘口酒精強化ワイン樽熟成によるこのワイン感が「プロイビード」の特徴と言えそうです。「12年」がかなり甘口のポートワインを思わせるようなフレーバーだったのに対し、本品は甘みはやや控えめで、その分スパイス感やタンニン感がやや強い重めの赤ワイン寄りのフレーバーを感じます。「12年」ではサルタナレーズン系の香味がフレッシュなフルーツ感を感じさせたのに対し、本品はドライデーツ系のちょっと重めのフルーツ感。それらの香味がほろ苦さとボディの厚みをイメージさせ、やはり「12年」よりも一段深みのある味わいに仕上がっている印象です。

同じメキシコの「モカンボ20年」と比較すると、深いダークアンバーの色合いはよく似ていますが、モカンボはさらにウッドスパイス感が強く、甘さ控えめでよりほろ苦い味わい。重厚さではモカンボが勝るようです。本品はワイン感が示す通りよりフルーティで、ほのかな酸味が程よい軽さを演出。甘みも一段強めです。色合いは似ていますが、味わいの方向性は必ずしも似ていないように思われます。

以上、5月の新入荷ボトルの紹介でした。今月はまたうっかり長々と書いてしまいました😅もう時間があまりありませんが、6月の新入荷メニューもなんとか6/1の営業に投入できるように準備頑張ります💦

 

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