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★5月の新入荷⑭★Lefort
2025.05.30

⑭ Lefort ルフォール 42% ¥750 / 825
※ ルフォール・オーギュスタン社製フレンチブレンデッドウイスキー。ラベルからはあまり多くの情報が得られないが、どうやら製造はニューアキテーヌのベルクルー蒸留所が担当しているらしい。同所は2014年にウイスキーの生産を開始。オフィシャルのシングルモルトもリリースしている。100%フランス産の原料で、裏取りができないが一部情報によればグレーンも大麦原料とのこと。コニャック樽で3年以上の熟成。若さの割にはまろやかな仕上りで、アップルバイやスパイスの効いたビスケットを思わせるような香味。42%。
★追記:今年初となる久しぶりのフレンチウイスキーの新入荷です。フレンチウイスキーとしては23品目になりますが、ブレンデッドは「バスティーユ1789」に次ぐ2品目ということになります。本品のモルト原酒を提供しているベルクルー蒸留所は2018年に初の自社蒸留シングルモルトをリリースした後、公式ホームページも閉鎖され、どうなっちゃったかと思いましたが、ルフォール社の親会社であるル・ビエンウールグループの傘下となって操業は続いており、同グループのこのブレンデッドウイスキーのリリースに繋がったようです。フレンチウイスキーは全体的にヨーロピアンオークの香味を漂わせたエレガントな味わいが多い印象で、ブレンデッドの「バスティーユ」も40%品であるにも関わらず好評でしたが、こちらはどうでしょうか。では以下テイスティングノートです。
香り:鮮やかなフレンチオーク系のオークスパイスに甘みを伴うコクのあるフルーティさを感じる香り。
味わい:まろやかな口当たり。シナモン、クローブ、ジンジャーなどのオークスパイスがまず主張し、その奥にはまろやかでフルーティな甘みが見え隠れする。質感は42%のブレンデッドとしてはかなりしっかりしており、モルトの比率はけっこう高そう。熟成感も3年とは思えないまろやかさがあり、樽由来の香味もしっかり感じられる。
フィニッシュ:飲み下すとさらにオークスパイスの効いた刺激のあと、まろやかなブランデーケーキ系の香味が漂い、スパイス感と調和した余韻となって続く。フレンチウイスキーらしいエレガントな香味が魅力十分な、よく出来たブレンデッドという印象。
少量加水: オークスパイス感が穏やかになり、フルーティさにオレンジキャンディを思わせるような独特の香味が加わり甘みが強まる。スパイス感も十分残るので、これは加水した方がさらに個性的で面白いかもしれない。
ロック:可能性を感じてロックでも試してみたが、オレンジキャンディの香味の伸びが良く、あまり経験したことのない独特の味わいになる。十分楽しめるが、個人的には少量加水が一番お薦め。