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★12月の新入荷③④★Ballindalloch 2015

2025.12.25

 

③ Ballindalloch 2015 Sherry Butt バリンダロッホ 2015 シェリーバット 60.9% ¥2400 / 2640
④ Ballindalloch 2015 Bourbon Barrel バリンダロッホ 2015 バーボンバレル 50% ¥2200 / 2420

※ スペイサイドモルト。バリンダロッホ蒸留所は2014年にスペイサイドで創業。創業者は代々続く地元の名家で、原料大麦も全て領地産。オレゴンパイン製の発酵槽、王道のフォーサイス製ポットスチル、屋外ワームタブによる冷却など、古式ゆかしい伝統製法にこだわっている。この2品は創業当初からある程度熟成が進むまで製品リリースはしないとしていた同所の日本向けファーストリリース品。オロロソ樽の9年熟成シングルカスク品(60.9%)と1st&リフィルバーボン樽熟成の8~9年熟成品(50%)。こだわり抜いたデビュー作、強気の価格設定だがどのように仕上がっているのだろうか。ハーフ&ハーフブレンドも楽しめそう。

★追記:2000年代以降、スコットランドでもかなりの数の新興蒸留所がオープンし、新たな銘柄のシングルモルトが続々リリースされてきていますが、スペイサイドエリアの新興蒸留所はあまり多くはありません。2009年創業のローズアイルと2015年創業のダルムナック、そしてこのバリンダロッホくらいでしょうか。当店ではなるべく多くの蒸留所のシングルモルトをご紹介したい、という思いがありますので、このバリンダロッホのシングルモルトのリリースも楽しみにしていました。

そして今年、遂に日本でもファーストリリース品が発売されましたが・・・、「お、お高い😓」。これはとりあえず様子を見ようか、とも思ったのですが、多くの新興蒸留所が3~4年熟成でファーストリリースを出しているのに対し、8~9年熟成まで待った、というのもご立派なことではあるなあ、と思い直し、どうせなら、と2本同時に導入してみることにしました。

④「バーボンバレル」(以下BB)はまろやかな質感にレモン+バニラ系の甘み、ほのかにグラッシーな香味を伴うクリーンで嫌味のないモルト感、やや控えめなオーク感。なるほど王道を行く「正統派モルト」という味わいです。スペイサイドからイメージされる花蜜系の華やかさはあまり感じず、むしろハイランドっぽいイメージです。

極めて真っ当な美味しいモルトですが、価格を考慮するともう一段インパクトのある何かが欲しい気がします。高額を支払っても本品を選ぶ根拠はやや乏しい印象で、現状では私のような新興蒸留所がどういうものを造るのか気になってしまうマニア向けというところでしょうか😅。少量加水するとバニラ系の甘みが前に出て、グラッシーな香味が薄れる印象。損なわれる香味や質感もあまり感じられず、個人的には加水した方が好みです。

③「シェリーバット」(以下SB)も60.9%とは思えないまろやかな質感。ココア感とルバーブジャム+ドライフルーツ系の香味が調和したちょっと個性のあるオロロソ感はなかなか魅力的です。双方を飲んでみて、しっかりしていながらもクリーンなモルト感がバリンダロッホのひとつの特徴と言えそうです。

こちらのフレーバーにはかなり個性が感じられ、オロロソ樽も原酒の味わいとマッチするよう、吟味した選択をしていることが伺えます。お高いのもそれなりに納得できる味わいではないでしょうか。少量加水すると一段マイルドな飲み心地になり、甘みも増します。お好み次第で。

双方のハーフ&ハーフブレンドは、BB由来のバニラ系の香味とSB由来の独特のシェリー感が非常にいいバランスで調和したふくよかな味わいが楽しめます。個性を求めるならSB単独の方がインパクトはあるかもしれませんが、これもなかなかいいですよ👍

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