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★1月の新入荷⑨★Glen Keith 8y Oloroso [Carn Mor]
2026.01.30

⑨ Glen Keith 8y Oloroso [Carn Mor] グレンキース 8年 [カーンモア] 47.5% ¥1300 / 1430
※ スペイサイドモルト。1957年、ストラスアイラの第2蒸留所的に創設されたグレンキース。クリーンでフルーティな酒質を持ち、兄貴分の倍ほどもの生産能力がありながら1999年に生産停止となってしまった。生産再開は2013年。本品は再開まもなくに蒸留された原酒をオロロソシェリー樽で8年以上熟成した2022年ボトリングのボトラーズボトル。スペイサイドらしい酒質にリッチなシェリー樽由来のフルーツ感やスパイス感。当店メニューにあるバーボン樽熟成品とのハーフ&ハーフも楽しめそう。47.5%。
★追記:色合いはいかにもシェリー樽熟成という深い色合いですが、トップノートはスペイサイドらしい柔らかい白花系の香りがあり、色合い程シェリー感の強い香りではありません。スムーズな質感で、47.5%としてはやや強めのアタック。ピリッとしたスパイス感があり、ウッディな重みのある香味が主張します。飲み下すとオロロソらしいドライフルーツ系の甘みが明確になり、湿ったウッド系のほのかにビターな重みのある香味と調和します。シェリーボム系とまではいきませんが、香りからの想像とは異なり、これまで飲んできたバーボン樽系のキースのイメージとはひと味違うオロロソ樽由来の香味優位の味わいです。
少量加水するとシェリーの主張がやや薄まり、キースらしいスペイサイド感のある華やかな香味が強まる印象。ミドルレンジにはシェリー樽らしいふくよかなフルーティさもあり、いいバランスです。「キースらしさ」を味わうには少量加水がいいかもしれません。
現行でのキースの唯一のオフィシャルボトル「ディスティラーズエディション」(40%・以下DE)はバーボン樽系と思われるので、ハーフ&ハーフを試してみました。バーボン+シェリーならではのバニラ+イチジク系のリッチな甘みは魅力的ですが、DEに含まれるカラメルが本品のウッディさと反応するのか、ちょっと気になります。
バーボン樽系のキースは当店にはもう1本、シグナトリーの20年(46%)が少し残っていますが、混ぜるならこちらがお薦め。カラメルは含まれてませんし、長熟ならではの奥行きとバーボン+シェリーのふくよかな甘みが融合し、まさに絶品のスペイサイドモルトという味わいが楽しめます。残り少ないのでお早めにお試しください。