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★2月の新入荷⑧★Stauning Floor Malted Rye
2026.02.27

⑧ Stauning Floor Malted Rye スタウニング フロアモルテッドライ 48% ¥1500 / 1650
※ デンマーク産ライモルトウイスキー。デンマークらしい個性を持つウイスキー造りを目指し、2006年から生産を開始したスタウニング蒸留所。2018年には大きく拡張した新蒸留所をオープン。オリジナルの味わいにこだわり、内部には小型の直火ポットスチルが24基並ぶ。100%自社でフロアモルティングしたライモルトと大麦モルトを混ぜたマッシュビルで仕込み、2回蒸留。アメリカンオーク新樽で3~4年熟成。ライ麦パンのような香味にバニラ、柑橘、ミントのニュアンスを持つスムーズな味わい。48%。
★追記:すっきりとしたほのかなミント系のハーブ香を伴うライ特有のスパイシーな香り。その奥にはバニラ+蜂蜜系の甘みとオークスパイスを感じます。3~4年熟成以上の熟成感を感じさせる滑らかな質感で、スパイシーなライ感にリッチなゴールデンシロップ系の甘み、程よくビターな焦げウッド感が絡みます。飲み下すとペッパー系のスパイス感が広がり、先述の香味と一体となった長い余韻。相当に完成度の高い一品です。
他のライ系ウイスキーとの比較で言うと、同じ北欧のライモルトウイスキー「キュロ」よりも熟成感があり、「キュロ」のようなフレッシュな酸味は感じません。スコッチの「ライロー」のようなフローラルな花蜜系の香味はなく、「ライロー」に感じられる「スコッチ感」とはまた異なるイメージ。コーンを含まないマッシュビルの香味と単式蒸留らしい滑らかさはアメリカンライとも明らかに印象が異なります。樽感も一般的なアメリカンライよりも穏やかに思われます。製法が似ている「ヘルシンキ」が一番近いでしょうか。
少量加水すると、ライスパイス感が控えめになり、華やかで柔らかい甘みが味わいから余韻まで主張を増します。加水の程度でその傾向が強まり、かなりイメージの異なる味わいも楽しめそうです。