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★4月の新入荷⑥★The English Heavily Smoked
2025.04.25

⑥ The English Heavily Smoked イングリッシュウイスキー ヘビリースモークト 46% ¥1500 / 1650
※ セントジョージズ蒸留所製イングリッシュモルト。スモールバッチシリーズの全世界1776本限定品。2010年蒸留の63ppmのヘビリーピート仕込みで、2021年ボトリングの11年熟成品。樽に関する情報がないが、ゴールドの色合いからはバーボン樽熟成かと思われる。明確なピート感に潮感、焼きリンゴ系の甘みが感じられ、独特の爽やかさのある味わい。46%。
★追記:「イングリッシュウイスキー」ブランドを展開するセントジョージズ蒸留所の創業は2006年。現在はイングランドにもそれなりの数のウイスキー蒸留所がありますが、同所は1905年以来初となるイングランドの蒸留所となりました。アンサングではオープン時からセントジョージズのシングルモルトを扱っていました。それは2013年にエリザベス女王の戴冠60周年を記念してリリースされたボトル、その名も「エリザベス女王戴冠60周年」。まだ熟成6~7年の若いモルトでしたが、その名を冠するならそれなりに力の入った製品なんだろう、と期待しての導入でしたが、味わいは正直なところもうひとつ🤔。当時はやはり新興蒸留所がそれなりのものを造り上げるには十数年はかかるのかな、と思ったものです。その後多くの新興蒸留所が若くても美味しいウイスキーを世に送り出し、その考えを払拭してくれましたが。
それと入れ替えで導入したのが2020年に同所初の熟成年数表記を持つ製品としてリリースされた「11年」。これが今一つだったらセントジョージズは当分いらないかな、というところでしたが、こちらはぐっと完成度の高まった製品でした。めでたく当店で3点目のシングルモルトの導入となった本品は、初のピーテッドバージョン。さて、どんなお味か、以下テイスティングノートです。
香り:すっきりとした柔らかいピートスモーク香。63ppmという数字よりは穏やかなスモーク感です。軽いオークスパイスとハーバルなモルト香。ほのかな甘みを感じるフローラルなアロマ。全体的にすっきりした爽やかな香り。
味わい:まろやかでややオイリーな質感。柔らかく上品なピートスモーク。香り以上にしっかりとしたスモーク感がじわじわと強まります。ヨード感はあまりなく、内陸系のピートのイメージ。その背後にはすっきりしたバニラ系の甘み。11年よりもバニラ系の甘みは明確で、スモーク感とのバランスもいい感じです。
フィニッシュ:飲み下すとジンジャー系のスパイス感とほのかな潮感が先述のスモーク感と甘みに加わり、余韻には軽いほろ苦さを伴うセントジョージズのモルトに共通するハーバルな香味が現れます。ほろ苦さは「11年」よりも控えめで、非常にいい香味バランスに仕上がっており、これまで飲んだセントジョージズでは一番高く評価したいと思います👍。
少量加水: 香味バランスに大きな変化はないものの、各香味が全体的に深みを失う印象。ストレートがよさそうです。