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★7月の新入荷③★Tamdhu Batch Strength #6
2025.07.24

③ Tamdhu Batch Strength #6 タムデュー バッチストレングス 56.8% ¥1850 / 2035
※ スペイサイドモルト。ボトラーズ品「ザ・ヴォルト12年」の入替品として投入。今回はオフィシャルのカスクストレングス品。すべての原酒熟成をオロロソシェリー樽で行うタムデュー。本品はアメリカンオーク、ヨーロピアンオーク、1stフィル、リフィルと様々な原酒がヴァッティングされているようだが、1stフィルの割合が高いという。2015年頃から年に1度のペースでリリースされてきている。ウッディなオーク感、ベリーやオレンジ、シナモン、クローブ、ダークチョコなどの香味の感じられる深みとパンチのある味わい。56.8%。
★追記:伝統的にシェリー樽熟成にこだわってきたと言われているタムデューですが、これまで当店で扱ってきた2品は色合いも淡めでそれほどシェリー樽感が顕著なものではありませんでした。こちらはいかにもシェリー樽熟成といった濃い色合いです。ノンカラーとのことですので、なるほど1stフィル原酒が多く使われているようです。では以下テイスティングノートです。
香り:シェリー由来の香味は色合いのイメージほど強くはなく、穏やかなウッドスパイス香、バニラ香、控えめなドライフルーツ香なとが入り混じった深みのある甘みを感じる香り。
味わい:前任の「ザ・ヴォルト12年」(57.6%)よりも刺激は穏やかで、まろやかな口当たり。ビターチョコ感を伴うオランジェットのような香味を中心に、バニラ+フルーツの甘み、クローブやナツメグ系のスパイス感、ウッディな香味などを感じる。ウッディな香味にはタンニン感も感じられ、ボディもしっかりしている。
フィニッシュ:飲み下すとアルコールの刺激と共に鮮やかなスパイス感が広がり、トップには先述の甘み、ボトムにはウッディなタンニン感と、甘みとほろ苦さがせめぎ合う素晴らしい余韻。
少量加水: アルコールのアタックとスパイス感が穏やかになるが、全体的な香味の方向性は大きく変わらないイメージ。幾分タンニン感が前に出るかもしれない。お好み次第。
⭐「ザ・ヴォルト12年」よりもやはりシェリー樽由来の香味は明確ですが、「シェリー爆弾」感はなく、バランスのいい香味構成です。メジャーな銘柄ではありませんが、タムデュー、どれを飲んでも美味しいですね。ハーフ&ハーフ用にオフィシャルの90年代品(40%)に加え、現行の「10年」(40%)も新たに投入しましたので、程よい度数(48%見当)で召し上がりたい場合はそちらもお試しください。