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★11月の新入荷②★Yamaga Single Malt The First
2025.11.26

② Yamaga Single Malt The First 山鹿 シングルモルト ザ・ファースト 58% ¥2200 / 2420
※ ジャパニーズモルト。2021年創業の熊本県初のモルトウイスキー蒸留所、山鹿蒸留所初のシングルモルト。バーボン樽原酒を中心に、ワイン樽、シェリー樽原酒に加え、地元の名産品の一つである栗の樽で熟成した原酒も少量加えられている。58%品でありながら若さを感じさせないまろやかさがあり、同所の謳う「エレガントでフルーティ&クリーミー」なイメージに栗樽原酒のアクセントの効いたコクとビター感のある味わい。いいお値段ではあるが、完成度は非常に高い。山鹿には私の友人も関わっており、発売直後の投入。
★追記:この5年程で爆発的に増えた日本の新興ウイスキー蒸留所。近年、3年以上の熟成を経て、そのシングルモルトが続々とリリースされています。新興蒸留所の製品が割高なのはある程度仕方ないとは思いますが、日本のそれはスコッチよりもさらにお高いものが多いので、「じゃあもう少し様子見で」となってしまうことが多々あります😅
しかし、この「山鹿」はスルーするわけにはいきません。上記説明にも書きましたが、山鹿には私の友人が関わっており、初期段階からいろいろと試飲させてもらったり、話を聞かせてもらったりしてきました。ニューポット(樽熟成する前の原酒)の段階で相当なポテンシャルを感じさせる原酒を造っている印象があり、「ウイスキー」の完成を心待ちにしていたのです。本品も10月のリリース直前に試飲させてもらい、デビュー作らしからぬ完成度の高さに興奮しました。定価は税込¥14850とやはりお高めではありますが、58%であることに加え、これまで飲んできた新興蒸留所のウイスキーと比べても贔屓目なしでトップクラスの味わいと評価できる納得の出来栄えです👍
58%の高さを感じさせないまろやかな質感。クリーミーでバニラ+ゴールデンシロップ系の甘みに上品なオーク感がふんわりと漂います。飲み下すとしっかりした飲み心地の後にコクのあるフレーバーがさらに広がります。ふくよかな甘みが一段と増し、余韻には心地よいスパイス感に混じって栗樽由来と思われるうっすらと渋皮系のナッティなビター感が邪魔にならない絶妙なアクセントとなって味わいに一層のレイヤーを加えています。原酒の質の高さに加え、ブレンド技術の確かさも感じさせる味わいです。
ほんの少量加水するとでクリーム+バニラ系の甘みとスパイス感が鮮やかさを増します。お好み次第ですが、これもお薦めしたい味わいです。熊本発の驚異のデビュー作、ぜひご賞味ください。
喜ばしいことに8600本限定の本品の売れ行きは好調のようで、既に入手しにくくなっている様子。来年にはタイプの異なる第2弾がリリースされる予定とのこと。今後も注目し応援していきたいと思います。